ナンバーズ4で同じ番号を毎回400円分買うなら、「ストレート1口+ボックス1口」と「セット2口」のどちらが有利なのでしょうか。
番号を「6120」に固定し、配当データが連続して記録されている第2701回〜第7029回の4,329回で検証しました。
累計払戻額は、ストレート+ボックスが155万3,900円、セット2口が155万2,800円でした。差はわずか1,100円です。
この記事の結論
- 対象:第2701回〜第7029回の4,329回
- 毎回の購入額:両方とも400円
- 6120または並べ替えの的中:18回
- 6120が順番どおり出た回:2回
- ストレート+ボックスの累計払戻:1,553,900円
- セット2口の累計払戻:1,552,800円
- 差:ストレート+ボックスが1,100円多い
- 差の主因は、セット配当を100円単位で表示する際の端数
比較する2つの買い方
どちらも毎回「6120」を選び、購入額を400円にそろえます。
| 比較方法 | 購入内容 | 1回の購入額 |
|---|---|---|
| 方法A | ストレート1口+ボックス1口 | 400円 |
| 方法B | セット2口 | 400円 |
6120は4桁すべてが異なるため、ボックスでは24通りの並びが当せん対象になります。
6120が順番どおり出た場合、方法Aはストレートとボックスの両方が当せんし、方法Bはセットストレートが2口当せんします。
6120以外の並べ替えが出た場合、方法Aはボックスが1口、方法Bはセットボックスが2口当せんします。
検証条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 対象ゲーム | ナンバーズ4 |
| 固定番号 | 6120 |
| 対象回号 | 第2701回〜第7029回 |
| 対象期間 | 2009年10月8日〜2026年7月17日 |
| 対象回数 | 4,329回 |
| 毎回の購入額 | 各方法400円 |
| 各方法の購入総額 | 1,731,600円 |
| 配当 | 各回の公表済み1口あたり配当を使用 |
| データ更新日 | 2026年7月20日 |
第1回〜第2700回にも6120または並べ替えの当せん履歴がありますが、サイトの保存データでは配当欄が空欄です。払戻額を推測で埋めないため、比較対象から除外しました。
6120と全24並びは18回出現
第2701回〜第7029回では、6120またはその並べ替えが18回出ていました。
- 6120が順番どおり出現:2回
- 6120以外の並べ替えが出現:16回
- 合計:18回
全24並びの理論確率は1回あたり24÷10,000=0.24%、つまり約416.7分の1です。4,329回での期待回数は約10.39回なので、実測18回は期待値より多い結果でした。
ただし、この記事は過去データを見た後に6120を検証対象として選んだ事例研究です。18回という結果だけから、6120の並びが今後も出やすいとは判断できません。
18回の的中履歴と払戻額
| 回号 | 当せん数字 | 当たり方 | 方法A | 方法B | A-B |
|---|---|---|---|---|---|
| 第2707回 | 0621 | 並べ替え | 25,700円 | 25,600円 | +100円 |
| 第2714回 | 0621 | 並べ替え | 28,200円 | 28,200円 | 0円 |
| 第2814回 | 0612 | 並べ替え | 20,000円 | 20,000円 | 0円 |
| 第3100回 | 1620 | 並べ替え | 35,700円 | 35,600円 | +100円 |
| 第3283回 | 2610 | 並べ替え | 32,000円 | 32,000円 | 0円 |
| 第3687回 | 0612 | 並べ替え | 22,900円 | 22,800円 | +100円 |
| 第3722回 | 6012 | 並べ替え | 36,700円 | 36,600円 | +100円 |
| 第4008回 | 0621 | 並べ替え | 17,100円 | 17,000円 | +100円 |
| 第4047回 | 6120 | 順番一致 | 711,700円 | 711,600円 | +100円 |
| 第4549回 | 0261 | 並べ替え | 36,400円 | 36,400円 | 0円 |
| 第4925回 | 0612 | 並べ替え | 18,500円 | 18,400円 | +100円 |
| 第4928回 | 0621 | 並べ替え | 17,300円 | 17,200円 | +100円 |
| 第5628回 | 6012 | 並べ替え | 29,600円 | 29,600円 | 0円 |
| 第5755回 | 2610 | 並べ替え | 16,100円 | 16,000円 | +100円 |
| 第5931回 | 1026 | 並べ替え | 14,900円 | 14,800円 | +100円 |
| 第6072回 | 6102 | 並べ替え | 35,600円 | 35,600円 | 0円 |
| 第6074回 | 2016 | 並べ替え | 25,400円 | 25,400円 | 0円 |
| 第6908回 | 6120 | 順番一致 | 430,100円 | 430,000円 | +100円 |
| 累計 | 1,553,900円 | 1,552,800円 | +1,100円 | ||
18回中11回は方法Aが100円多く、7回は同額でした。方法Bが方法Aを上回った回はありません。
累計払戻額の差は1,100円
両方法とも毎回400円、購入総額173万1,600円
| 区分 | 値 |
|---|---|
| ストレート+ボックス | 1,553,900円 |
| セット2口 | 1,552,800円 |
出典・条件: 宝くじデータラボ保有データ、第2701回〜第7029回 6120または全24並びが出た18回について、各回の公表配当から累計しています。
| 項目 | ストレート+ボックス | セット2口 |
|---|---|---|
| 購入総額 | 1,731,600円 | 1,731,600円 |
| 累計払戻額 | 1,553,900円 | 1,552,800円 |
| 収支 | -177,300円 | -178,400円 |
| 回収率 | 約89.74% | 約89.67% |
| 払戻額の差 | 方法Aが1,100円多い | |
方法Aの回収率は約89.74%、方法Bは約89.67%でした。差は約0.06ポイントです。
この結果を「ストレート+ボックスの方が本質的に有利」と解釈するのは適切ではありません。次に説明するように、2つの払戻額は仕組み上ほぼ同額になります。
なぜ2つの方法はほぼ同額になるのか
並べ替えで当たった場合
方法Aはボックス配当を1口受け取ります。方法Bはセットボックス配当を2口受け取ります。
セットボックスの1口あたり配当は、ボックス配当のおおむね半分です。そのため、次の2つはほぼ同額になります。
方法A:ボックス配当 × 1口
方法B:セットボックス配当 × 2口
第2707回ではボックス配当が25,700円、セットボックス配当が12,800円でした。方法Aは25,700円、方法Bは25,600円となり、100円の差が出ています。
6120が順番どおり出た場合
方法Aはストレート配当とボックス配当の両方、方法Bはセットストレート配当2口を受け取ります。
方法A:ストレート配当+ボックス配当
方法B:セットストレート配当 × 2口
第4047回では方法Aが71万1,700円、方法Bが71万1,600円でした。ここでも差は100円です。
1,100円の差は100円単位の端数によるもの
公表される1口あたり配当は100円単位です。半分にしたときに50円の端数が生じる場合、セット配当2口分と元の配当の間に100円の差が生じます。
今回の18的中では、100円差が11回、同額が7回でした。その積み重ねが累計1,100円です。
つまり、方法Aが1,100円多かったのは、ストレート+ボックスという組み合わせが大幅に有利だったからではありません。公表配当の端数処理が積み重なった結果です。
6120は理論より多く出ていた?
6120は4桁すべてが異なるため、全24並びの理論確率は24÷10,000=0.24%です。
4,329回での理論上の期待回数は約10.39回ですが、実測では18回でした。二項検定の両側p値は約0.028です。
数値だけを見ると理論値より多い結果ですが、この記事では過去データを確認した後に6120を対象として選んでいます。多数の番号候補から目立つ事例を後から選ぶと、偶然多く出た番号を拾いやすくなります。
そのため、この結果を6120の将来的な出やすさや、抽せんの異常を示す証拠として扱うことはできません。
今回の検証から分かること
- 同額400円なら、2つの方法の累計払戻額はほぼ同じだった
- 第2701回〜第7029回では方法Aが1,100円多かった
- 差は100円単位の端数が11回積み重なったものだった
- 順番一致と並べ替えのどちらでも、2つの払戻構造はほぼ対応している
- 6120の全24並びは対象期間に18回出ていた
今回の検証だけでは分からないこと
- 次回6120または並べ替えが出るか
- ほかの番号でも累計差が必ず1,100円になるか
- 将来の配当でも方法Aが上回るか
- 過去の回収率が今後も維持されるか
- どちらの買い方が購入者の満足度に合うか
ほかの番号や期間では、的中回数と端数の発生回数が変わります。ただし、ストレート+ボックスとセット2口の払戻構造がほぼ対応する点は同じです。
買い方を決めるときの考え方
今回の差は4,329回の購入総額173万1,600円に対して1,100円でした。払戻額だけで2つを大きく優劣づけるほどの差ではありません。
買い方を選ぶときは、順番どおり当たったときにストレートとボックスを別々に受け取りたいか、セットとして購入をまとめたいかなど、購入方法の分かりやすさも含めて考えられます。
宝くじは無理のない範囲で楽しみ、過去の回収率を将来の利益予測として扱わないようにしてください。
まとめ
第2701回〜第7029回の4,329回で6120を毎回400円分購入したと仮定すると、ストレート1口+ボックス1口の累計払戻額は155万3,900円、セット2口は155万2,800円でした。
方法Aが1,100円多い結果ですが、18回の的中のうち11回で生じた100円差の積み重ねです。2つの買い方の払戻構造はほぼ対応しており、大きな優劣が出た結果ではありません。
今回の検証で重要なのは「どちらが勝ったか」よりも、同じ400円でも買い方の組み合わせによって配当がどのように対応するかを、実際の履歴で確認できたことです。
当せん数字と各回の配当は、みずほ銀行のナンバーズ当せん番号案内と照合しています。



