ナンバーズ4の低配当は直口数だけで決まらない?第6165回と第6984回で見る人気数字の正体

ナンバーズ4の配当を見るとき、多くの人がまず気にするのは「ストレートの当選口数」です。

ストレートの当選口数が多ければ、配当は安くなりやすい。

これは基本的には自然な考え方です。

しかし、ナンバーズ4の配当は 直口数だけで決まっているわけではありません

特に、ストレート、ボックス、セットの買い方があるナンバーズ4では、セットストレートやセットボックスの口数も配当に大きく関係します。

今回は、次の2つの回を比較しながら、低配当の正体を見ていきます。

第6165回:
3588

第6984回:
1569

一見すると、ストレート当選口数だけなら第6984回の方が多いです。

それなのに、ストレート配当は第6165回の方が低くなっています。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

比較する2つの回

まずは、今回比較する2つの回を整理します。

出目直口直配当セット直口ボックス口セット箱口販売額
第6165回3588349口126,900円795口442口1,187口244,353,800円
第6984回1569532口162,500円76口355口1,482口222,932,200円

この表を見ると、不思議に感じる部分があります。

第6984回の「1569」は、ストレートの当選口数が532口あります。

一方、第6165回の「3588」は、ストレートの当選口数が349口です。

つまり、直口数だけを見れば、第6984回の方が多いです。

それなら、第6984回のストレート配当の方が安くなりそうに見えます。

しかし、実際のストレート配当はこうです。

第6165回 3588:
126,900円

第6984回 1569:
162,500円

直口数が少ないはずの第6165回の方が、ストレート配当は低くなっています。

ここに、ナンバーズ4の配当分析の面白さがあります。

直口数だけでは説明できない

もしストレート配当が単純に直口数だけで決まるなら、

直口数が多い
→ 配当が安くなる

直口数が少ない
→ 配当が高くなる

という関係になりやすいはずです。

しかし、今回の比較では逆のように見えます。

第6165回:
直口349口なのに、直配当126,900円

第6984回:
直口532口なのに、直配当162,500円

この理由は、ナンバーズ4の配当では、ストレートだけでなく、セットストレートやボックス、セットボックスにも払戻が発生するからです。

つまり、見るべきなのはストレート当選口数だけではありません。

直口数
セット直口
ボックス口
セット箱口
販売額
出目の形

これらを合わせて見る必要があります。

セット直口が大きなポイント

今回の比較で特に重要なのが、セット直口です。

セット直口とは、セットで購入していて、当選番号と並び順まで一致した口数です。

ナンバーズ4のセットは、ストレートとボックスを組み合わせたような買い方です。

そのため、セットで買った番号が完全一致した場合は、セットストレートとして払戻対象になります。

今回の2つの回を見ると、セット直口に大きな差があります。

第6165回 3588:
セット直口 795口

第6984回 1569:
セット直口 76口

この差はかなり大きいです。

第6165回の3588は、直口349口に対して、セット直口が795口もあります。

つまり、ストレートで買って当たった人だけでなく、セットで買って完全一致した人にも大きく払戻が発生しています。

ここが、配当を押し下げる大きな要因になります。

セット直はストレート側にも影響する

ナンバーズ4のセット直は、実質的に「ストレート側にも当たっている」買い方です。

もちろん、ストレートとセットストレートは配当額そのものは別ですが、当せん金の原資を考えると、セット直口が多い回は、その分だけ払戻の負担が大きくなります。

ざっくり言えば、

直口だけが多い回

直口は少なめでもセット直口が多い回

では、配当の見え方が変わります。

今回の第6165回は、直口だけを見ると349口です。

しかし、セット直口が795口もあります。

そのため、ストレート配当を考えるときに、直口349口だけを見て「そこまで多くない」と判断すると、実態を見誤ります。

第6984回「1569」は直口が多いタイプ

第6984回の出目は1569です。

この回は、直口が532口あります。

これは第6165回の349口より多いです。

しかし、セット直口は76口しかありません。

第6984回 1569:
直口 532口
セット直口 76口

つまり、1569はストレートで直接買われた口数は多かったものの、セットで完全一致した口数は少なかった回と見ることができます。

そのため、直口は多いのに、ストレート配当にはまだ余裕が残ったと考えられます。

実際、ストレート配当は162,500円でした。

直口数だけを見ると安くなりそうですが、セット直口が少なかったため、第6165回ほど配当が押し下げられなかったと読めます。

第6165回「3588」はセット側に人気が集まったタイプ

第6165回の出目は3588です。

この数字には、8が2つ含まれています。

3・5・8・8

ナンバーズ4では、ゾロ目や重複数字は買われやすいことがあります。

3588は完全なゾロ目ではありませんが、「88」が入っているため、見た目に印象が残りやすい番号です。

また、同じ数字が含まれる番号は、ボックスやセットで買われることも多くなりやすいです。

第6165回を見ると、実際にセット直口が795口、セット箱口が1,187口あります。

第6165回 3588:
直口 349口
セット直口 795口
ボックス口 442口
セット箱口 1,187口

この数字を見ると、3588はストレートだけではなく、セットやボックス側にもかなり人気が集まった出目だと考えられます。

その結果、直口数は第6984回より少ないにもかかわらず、ストレート配当は低くなりました。

払戻総額で見ると違いが分かる

今回の2回は、販売額にも差があります。

第6165回:
244,353,800円

第6984回:
222,932,200円

第6165回の方が販売額は多いです。

販売額が多ければ、当せん金の原資も大きくなります。

それなら、第6165回の配当が高くなってもよさそうに見えます。

しかし実際には、第6165回の方がストレート配当は低くなりました。

その理由は、当たり側の口数配分が重かったからです。

実際の払戻総額を見ると、次のようになります。

第6165回:
約1億971万円

第6984回:
約1億15万円

第6165回の方が販売額も多い一方で、払戻総額も大きくなっています。

特に、直口だけでなくセット直口、ボックス口、セット箱口にも払戻が広がったことで、配当が低くなったと考えられます。

低配当分析で見るべきポイント

今回の比較から分かるのは、ナンバーズ4の低配当を分析するときに、直口数だけを見てはいけないということです。

見るべきポイントは、次の4つです。

直口数
セット直口
ボックス口・セット箱口の集まり方
出目の形

特にセット直口は重要です。

直口数が少なくても、セット直口が多ければ、払戻の負担は大きくなります。

また、ボックス口やセット箱口が多ければ、その数字の組み合わせ自体が人気だった可能性があります。

つまり、低配当の正体は単純な「ストレート人気」だけではありません。

その番号をストレートで買った人が多いのか
セットで買った人が多いのか
ボックスで買った人が多いのか
数字の形が選ばれやすかったのか

ここまで見ることで、人気数字の実態に近づけます。

3588は「重複数字の人気型」

今回の第6165回「3588」は、8が重複している番号です。

3588

このような番号は、見た目に特徴があります。

完全なゾロ目ではないものの、下2桁に88があるため、印象に残りやすい形です。

人が数字を選ぶときは、完全にランダムではありません。

好きな数字
誕生日
記念日
語呂合わせ
ゾロ目
連番
見た目のよい並び

こうした要素に影響されることがあります。

3588は、8の重複があることで、セットやボックスでも選ばれやすかった可能性があります。

そのため、直口数だけでは見えない人気が、セット直口やセット箱口に表れたと考えられます。

1569は「直買いが多かった型」

一方で、第6984回「1569」は、4つの数字がすべて違う番号です。

1・5・6・9

この回は、直口が532口と多くなっています。

つまり、1569をその並びでストレート購入していた人は比較的多かったと考えられます。

しかし、セット直口は76口と少なめです。

1569:
直口は多い
セット直口は少ない

このことから、1569は「ストレートで直接買われた口数は多いが、セットで完全一致した口数は少なかった型」と見ることができます。

3588のように、セットやボックス側に大きく人気が集まった回とは少し性質が違います。

人気数字は配当にどう表れるのか

ナンバーズ4では、人気数字は配当に表れます。

多くの人が買っている番号が当せんすると、配当は低くなりやすいです。

ただし、人気の表れ方は1つではありません。

ストレートで人気がある番号
ボックスで人気がある組み合わせ
セットで買われやすい番号
重複やゾロ目で選ばれやすい番号
語呂合わせで選ばれやすい番号

これらは、それぞれ違う形で口数に表れます。

そのため、ストレート配当だけを見る場合でも、ストレート当選口数だけでは不十分です。

セット直口やボックス口まで見ることで、その番号がどの買い方で人気だったのかが見えてきます。

直口数が多いのに高配当になることもある

今回の第6984回のように、直口数が多くても、セット直口やボックス側の負担が軽ければ、思ったより配当が高くなることがあります。

逆に、第6165回のように、直口数がそこまで多くなくても、セット直口やセット箱口が多ければ、配当が低くなることがあります。

つまり、ナンバーズ4の配当は、

直口数だけで単純に決まるものではない

ということです。

これは低配当ランキングを見るときにも重要です。

低配当の回を見つけたら、その数字が単にストレートで多く買われたのか、それともセットやボックスでも人気だったのかを分けて見ると、より深い分析ができます。

配当分析では「買い方別の人気」を見る

ナンバーズ4の面白いところは、同じ番号でも買い方によって人気の出方が変わることです。

たとえば、ある番号がストレートではあまり買われていなくても、ボックスでは多く買われていることがあります。

逆に、ストレートでは多く買われていても、セットやボックスではそれほど人気がない場合もあります。

そのため、配当分析では次のように分けて見ると分かりやすくなります。

ストレート人気
ボックス人気
セットストレート人気
セットボックス人気

この4つを分けて見ることで、その数字がどの買い方で選ばれやすかったのかが見えてきます。

まとめ

今回は、ナンバーズ4の第6165回「3588」と第6984回「1569」を比較し、低配当が直口数だけで決まらない理由を見てきました。

一見すると、第6984回の方が直口数が多いため、配当が低くなりそうに見えます。

しかし、実際には第6165回の3588の方が低配当でした。

その大きな理由は、セット直口の差です。

第6165回 3588:
直口349口
セット直口795口
直配当126,900円

第6984回 1569:
直口532口
セット直口76口
直配当162,500円

第6165回は、直口349口に加えて、セット直口795口にも払戻が発生しました。

さらに、3588は8の重複があるため、セットやボックス側にも人気が集まりやすい形だったと考えられます。

一方、第6984回の1569は、直口は532口と多かったものの、セット直口は76口と少なく、ストレート配当にまだ余裕がありました。

つまり、ナンバーズ4の低配当分析では、次の視点が大切です。

直口数
セット直口
ボックス口
セット箱口
出目の形

直口数だけを見ると、人気数字の正体を見誤ることがあります。

ストレート、ボックス、セットの口数を合わせて見ることで、その数字がなぜ低配当になったのか、より深く分析できます。

過去データを見るときは、単に「配当が安い」「当選口数が多い」で終わらせず、どの買い方に人気が集まったのかまで見ると、ナンバーズ4の数字傾向がより面白く見えてきます。

ご利用上の注意

この記事は過去データの分析を目的とした参考情報です。掲載内容は当選を保証するものではありません。宝くじの購入判断はご自身の責任で行ってください。

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