ナンバーズ4には、ストレート、ボックス、セットという買い方があります。
その中でも少し気になるのが、
ストレート1口 + ボックス1口
セット2口
この2つは、どちらも1回あたりの購入額が400円になります。
では、同じ400円を使うなら、どちらの方が有利なのでしょうか。
今回は、ナンバーズ4の番号 6120 を例にして、過去データからシミュレーションしてみます。
今回検証する番号は「6120」
今回使う番号は、ナンバーズ4の 6120 です。
6120は、4つの数字がすべて違う番号です。
6・1・2・0
4つの数字がすべて違うため、ボックスでは並び替えが24通りあります。
たとえば、6120をボックスで買っている場合、
6120
6210
6012
1026
2160
0261
など、同じ4つの数字であれば並び順が違っても当せん対象になります。
そのため、ストレートとボックスを比較するときにも分かりやすい番号です。
比較する買い方
今回比較する買い方は、次の2つです。
A:
ストレート1口 + ボックス1口
B:
セット2口
どちらも1回あたりの購入額は同じです。
ストレート1口:
200円
ボックス1口:
200円
セット1口:
200円
セット2口:
400円
つまり、どちらも毎回400円ずつ買い続けた場合の比較になります。
検証条件
今回のシミュレーション条件は次の通りです。
対象番号:
6120
検証期間:
第2701回〜第7020回
日付:
2009年10月8日〜2026年7月6日
対象回数:
4,320回
購入額:
400円/回
総購入額:
1,728,000円
配当データが揃っている期間を対象に、6120を毎回購入した場合の払戻を比較しました。
検証結果
結果は次の通りです。
| 買い方 | 払戻合計 | 損益 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| ストレート1口 + ボックス1口 | 1,553,900円 | -174,100円 | 89.92% |
| セット2口 | 1,552,800円 | -175,200円 | 89.86% |
今回の検証では、ストレート1口 + ボックス1口 の方が、セット2口よりも 1,100円だけ上 という結果になりました。
ただし、差はかなり小さいです。
総購入額が1,728,000円に対して、差額は1,100円なので、ほぼ互角と言ってよい結果です。
なぜセット2口が有利に見えるのか
ここで面白いのは、セット2口がかなり有利に見える場面があることです。
それは、買った番号がストレートで完全一致したときです。
6120がそのまま、
6120
で当せんした場合、セットで買っていると「セットストレート」の配当になります。
一般的に、セットストレートの配当はストレートの半分より少し大きくなることがあります。
そのため、
ストレート1口
セットストレート2口
で比べると、セット2口の方が有利になる場面があります。
6120がストレートで来た回
今回の検証期間中、6120がストレートで来た回は2回ありました。
| 回 | 日付 | ストレート | セットストレート2口 | 差 |
| 第4047回 | 2014年12月25日 | 683,300円 | 711,600円 | +28,300円 |
| 第6908回 | 2026年1月29日 | 412,900円 | 430,000円 | +17,100円 |
この2回だけを見ると、セットストレート2口はストレート1口よりも合計で 45,400円多く なっています。
第4047回:
+28,300円
第6908回:
+17,100円
合計:
+45,400円
つまり、ストレート1口だけと比べるなら、セット2口はかなり強い と言えます。
ただし比較対象は「ストレート+ボックス」
今回の比較で大切なのは、相手がストレート1口だけではないことです。
比較しているのは、
ストレート1口 + ボックス1口
です。
つまり、6120が完全一致した場合、こちらはストレート配当だけでなく、ボックス配当も同時に受け取ります。
ストレート + ボックス:
ストレート配当 + ボックス配当
セット2口:
セットストレート配当 × 2
そのため、完全一致時に「セット2口の方が必ず有利」とは言い切れません。
実際に6120がストレートで来た2回では、セット2口はストレート単独よりは強かったものの、ストレート+ボックスと比較すると、合計ではわずかに下回りました。
ボックス的中時も差が出る
6120が並び順違いで出た場合、ストレートは外れですが、ボックスは当せん対象になります。
たとえば、
6210
1206
0261
2061
のように、数字は同じでも並び順が違う場合です。
このとき、
ストレート1口 + ボックス1口:
ボックス配当を受け取る
セット2口:
セットボックス配当 × 2を受け取る
という比較になります。
ここで、セットボックス2口は、ボックス1口とほぼ同じ水準になります。
ただし、実際の配当では端数処理や丸めの影響で、完全に同じにはならないことがあります。
今回の6120検証では、この小さな差が積み重なり、最終的にストレート+ボックスが1,100円だけ上回りました。
セットボックスはボックスの約半分
セットの仕組みを考えるうえで重要なのが、セットボックスです。
セットは、ストレートとボックスを半分ずつ買うようなイメージに近い買い方です。
そのため、セットボックスの配当は、ボックス配当の約半分になります。
ボックス1口:
ボックス配当を受け取る
セット1口のボックス的中:
ボックス配当の約半分を受け取る
セット2口のボックス的中:
ボックス配当に近い金額になる
このため、ボックス的中だけを見ると、
ボックス1口
セット2口
はかなり近い結果になります。
セットストレートはストレートの半分より大きいことがある
一方で、セットストレートは少し面白いです。
セットストレートは、ストレート配当の約半分というイメージがあります。
しかし、実際にはストレート配当の半分より大きくなることがあります。
そのため、
セットストレート2口
にすると、ストレート1口を上回る場合があります。
今回の6120でも、ストレートで来た2回は、セットストレート2口の方がストレート1口より多い結果になりました。
ここが、セット2口の面白いところです。
結論:セット2口はかなり強いが、今回は微差で負け
今回の6120検証では、最終的にこうなりました。
ストレート1口 + ボックス1口:
1,553,900円
セット2口:
1,552,800円
差額:
1,100円
結果だけ見ると、ストレート+ボックスがわずかに上です。
しかし、差は非常に小さいです。
総購入額1,728,000円に対して1,100円差なので、実質的にはほぼ互角と言えます。
今回の検証から分かるのは、次のことです。
ストレート1口とセット2口は購入額が違うため、単純な有利不利の比較対象にはなりません。
ただし、6120がストレートで的中した回だけを見ると、セットストレート2口の払戻額はストレート1口の払戻額を上回っていました。
つまり、セット2口は掛け金が2倍になる代わりに、完全一致時の払戻と並び順違いの当せん機会を両方持てる買い方だと考えられます。
買い方としてどう考えるべきか
ストレート1口だけを買うと、完全一致しない限り当せんしません。
一方で、セット2口なら、完全一致したときも、並び順違いで来たときも当せん対象になります。
そのため、セット2口はバランスの良い買い方です。
ストレートだけ:
高配当狙いだが、当せん条件は厳しい
ボックスだけ:
当せんしやすいが、ストレート配当は狙えない
ストレート + ボックス:
完全一致と並び順違いの両方を狙える
セット2口:
ストレートとボックスの中間を厚く買える
同じ400円を使うなら、ストレート+ボックスとセット2口はかなり近い考え方になります。
ただし、配当の丸めや当せんした回の配当差によって、どちらが上になるかは番号や期間によって変わる可能性があります。
6120以外でも結果は変わる可能性がある
今回の検証は、あくまで6120を対象にした結果です。
ナンバーズ4では、番号によって人気や配当が変わります。
たとえば、
誕生日に見える番号
ゾロ目
連番
語呂合わせしやすい番号
見た目にきれいな番号
などは、買う人が多くなりやすく、配当が低くなる可能性があります。
6120は4つの数字がすべて違う番号ですが、他の番号でも同じ結果になるとは限りません。
そのため、今回の結果は、
6120ではどうだったか
という個別検証として見るのが自然です。
この検証の面白いポイント
今回の検証で面白いのは、単純に「どちらが得か」だけではありません。
一見すると、セット2口はストレート+ボックスと同じように見えます。
しかし実際には、
セットストレートはストレートの半分より大きいことがある
セットボックス2口はボックス1口に近い
端数処理や丸めで小さな差が出る
完全一致時と並び順違い時で有利不利が変わる
という特徴があります。
つまり、ナンバーズ4の配当は、単純に半分や2倍だけで考えるとズレることがあります。
実際の過去データで見ると、その微妙な差が見えてきます。
まとめ
今回は、ナンバーズ4の番号6120を使って、
ストレート1口 + ボックス1口
セット2口
のどちらが有利かを検証しました。
検証結果は、次の通りです。
| 買い方 | 払戻合計 | 損益 | 回収率 |
| ストレート1口 + ボックス1口 | 1,553,900円 | -174,100円 | 89.92% |
| セット2口 | 1,552,800円 | -175,200円 | 89.86% |
6120では、ストレート+ボックスの方が1,100円だけ上回りました。
ただし、差は非常に小さく、ほぼ互角です。
一方で、6120がストレートで来た2回を見ると、セットストレート2口はストレート1口より合計45,400円多くなっていました。
つまり、
ストレート1口とセット2口は掛け金が違うため単純比較はできませんが、6120が完全一致した2回では、セットストレート2口の払戻額がストレート1口を上回りました。
ストレート + ボックスと比べるならほぼ互角
6120ではストレート + ボックスが微差で有利
という結果です。
ナンバーズ4は、同じ番号でも買い方によって配当の見え方が変わります。
ストレート、ボックス、セットの違いを知ることで、数字選びだけでなく、買い方そのものも分析の対象になります。
今回の6120検証は、ナンバーズ4の買い方を考えるうえで、とても面白い参考材料になりそうです。
ただし、過去データの結果は将来の当せんや回収率を保証するものではありません。
宝くじは無理のない範囲で楽しみながら、データ分析の材料として見るのがおすすめです。
